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染め三昧

2021.04.23

お久しぶりです。

いのちのころもです。




インドに行けないので2月は、カシャヤムソルトと夢中で製作し
3月、そのレシピとこれまでインドで学んできたことを総合して

一人、染めの独り立ちを目指し実験していました。



インドでしか手に入らない、でも不可欠と思う薬草は直輸入して

インドで教えてもらったレシピの薬草を日本で代用するなら?
と、インドのグルに聞きながら、和ハーブの本と照らし合わせて

オリジナルで調合していってたよ。





数入れたらいいわけではない。

全てはコンビネーション




薬効、植物の持つ成分、植物の性質を書き出していくことは
思ったより大変だった。



でも、そのあとその植物を収集する方がはるかに時間がかかった。




まずは5色から

いのちのころも では、ローズピンク、ロータスピンク、シードオレンジ、トリファライエロー、
トゥルシーグリーン、ライトブルー、インド藍ブルー、ブラフミーパープル、エレファントグレーの9色展開している。



同じような植物を使って染めることができるのが、現段階で5色。



藍染の壁。
タデアイを化学建てとかすれば可能だけど、それははなから考えていない。
インド藍を昔ながらの方法で発酵させるには、まだまだ知識不足だ。
でも、日本で染めなら日本で育てた藍を使いたいものだと思っている。

それは、また出会いがあるだろう。




ロータスの花を手に入れれそうだが、7月くらいかなと思っていたら
4月満開の桜が目の前にあり

ハッとして、ロータスピンクの代わりにチェリーブロッサムピンクを染めることにした。


4月中は、毎日染め続けた。


インドで染め方法のノウハウを書き溜めたノートを見ながら。






インドの工房では

私は職人たちと一緒に

この色に使う植物の名前を書き出し、

この薬草は衣の重さの何%を入れる、この薬草は何%、これは何%と書き記していた。




でも実をいうと、

ノートを開いてあなたも書きなさいと言われたから書いていた。


書いたところで、私はここにきて、手伝うだけなのでどんな植物を使っているかは知りたかったが

どれくらいと分量入れるとか、温度とか、これこれを入れるタイミング
は、正直いつ使う知識なんだろーか、とか思っていた








ところがどっこい





日本で自分で染めるとなった時、5年前の私からのラブレターのような染め日誌は
大いに役立っている。



そして、このタイミングで入れる、それはこの温度
って書いているのだけど、5年通っていた甲斐あり記憶に体感として残っている。

匂い、視覚、触覚の記憶ってすごい!



そして、書き残しておいて

本当よかった。


ありがとう!!!!


ってか、元から自分で染めれるようになるのが目的だったのかなとも思う。



だって、ノートに書き記していたことを伝えてお礼を言ったらニヤニヤしていたからだ。

兎にも角にも、インドでアーユルヴェーダ染めを学んだ人はいないだろう。

そんな貴重な経験を生かして

国産アーユルヴェーダハーブや、よもぎやビワといった和ハーブも使い
オリジナルで、アップデートさせていこうと思っている。


新しく染めた作品のブログも書きたいと思う。


そして、5月の初め頃には販売も開始するね。



神戸で展示会を考えていたが、一度白紙にして
オンラインショップで販売しようと思う。



オーガニックコットンのブラとショーツ、少し腹巻も染めたよ。

4月末で一旦オンラインショップはクローズ


5月の新商品の発売に向け
4月末で一度オンラインショップをクローズします。(4月30日 23時クローズ)

またオープンする時は、おしらせします。



今並んでいる商品は、インドで染めた希少な衣たちです。

インドの大地のエナジーを吸収している衣ちゃんたち。


もう数も、色も少ないですが
気になる商品があれば、選んでもらえると嬉しいです。



またね